worksその他 滔々-Gallery-toutou Kurashiki gallary and stay 岡山/鉄骨造(30坪)/改装 2018/施工:倉敷木材株式会社 倉敷市美観地区、大原美術館の南側に30余年、地域と共に歩んでこられたクラフトのギャラリーをこれからの世代に引き継ぎ、滔々 toutou という名のもと、絶え間なくしなやかな流れのように、たおやかな気持ちを時代のなかで表現していくことを念頭に計画が進んでいきました。 これまで丁寧に使われてきた建築を尊重し、親しみを抱きここに来ておられた人々の記憶を思い、外部は大部分をそのままとしました。内部についても大きな間取りの変更はなく、常設、企画、レンタルの性質の異なるギャラリー空間へ至る動線について気持ちの継続や変化に寄り添うものを、と考え設えました。 什器についても、作り手と使い手の間を取り持つ黒子の役割を担うような考えのもと、寸法を整え淡々としたリズムで空間に溶け込むような計画としました。 ひとつひとつ、手から生まれるものを愛着を持って接し、生活への想像ができるひととき、そんな空間になることを望んだギャラリーです。 滔々-toutou Kurashiki gallary and stay https://toutou-kurashiki.jp/ 木 造作:高橋雄二 布:神山結子 写真:杉野圭 森本美絵 < works一覧へもどる
倉敷市美観地区、大原美術館の南側に30余年、地域と共に歩んでこられたクラフトのギャラリーをこれからの世代に引き継ぎ、滔々 toutou という名のもと、絶え間なくしなやかな流れのように、たおやかな気持ちを時代のなかで表現していくことを念頭に計画が進んでいきました。
これまで丁寧に使われてきた建築を尊重し、親しみを抱きここに来ておられた人々の記憶を思い、外部は大部分をそのままとしました。内部についても大きな間取りの変更はなく、常設、企画、レンタルの性質の異なるギャラリー空間へ至る動線について気持ちの継続や変化に寄り添うものを、と考え設えました。
什器についても、作り手と使い手の間を取り持つ黒子の役割を担うような考えのもと、寸法を整え淡々としたリズムで空間に溶け込むような計画としました。
ひとつひとつ、手から生まれるものを愛着を持って接し、生活への想像ができるひととき、そんな空間になることを望んだギャラリーです。
滔々-toutou Kurashiki gallary and stay https://toutou-kurashiki.jp/