works住 宅 真庭の家maniwa house 岡山/木造平屋(50坪)/新築 2016/施工:鳥越工業株式会社 岡山県真庭市の丘陵住宅地に計画した木造の住宅です。畑、水路に囲まれ、南には山並みを遠くに見ることができる豊かな自然の中にありながら、周囲には住宅も多く建ち並び、プライバシーを保つことに気を付けなければならない敷地でした。そのような周辺環境の中、近隣とは適度な距離感を保ちながら、ゆったりと生活をしていくことができるような、おおらかな平屋を計画しました。 建物はできるだけ高さを抑えた形状とし、周囲には緑を配置、外壁を単色に押えることで、新築ながら周囲の環境に負荷を与えないよう配慮しました。 これから長い時間を過ごすであろうリビング、ダイニング、キッチンは、いずれも中庭に面したつくりで、広い開口部と濡縁、深い軒を設けることで光、風、緑をとり込み、屋内と屋外が一体的な空間として意識できるように設えました。それぞれの部屋からは中庭を介して家族の気配を感じながら、外部からの視線は適度に距離を保つようにしています。 住宅地に計画するという点で、この土地に住んでいる人、これからこの場所に移り住む人、お互いが気持ちよくこれからの生活を歩んでいくことができる、「そこに住まわせてもらう」ということを考え、表した計画です。 写真 野村 和慎 < works一覧へもどる 次の住宅を見る >
岡山県真庭市の丘陵住宅地に計画した木造の住宅です。畑、水路に囲まれ、南には山並みを遠くに見ることができる豊かな自然の中にありながら、周囲には住宅も多く建ち並び、プライバシーを保つことに気を付けなければならない敷地でした。そのような周辺環境の中、近隣とは適度な距離感を保ちながら、ゆったりと生活をしていくことができるような、おおらかな平屋を計画しました。
建物はできるだけ高さを抑えた形状とし、周囲には緑を配置、外壁を単色に押えることで、新築ながら周囲の環境に負荷を与えないよう配慮しました。
これから長い時間を過ごすであろうリビング、ダイニング、キッチンは、いずれも中庭に面したつくりで、広い開口部と濡縁、深い軒を設けることで光、風、緑をとり込み、屋内と屋外が一体的な空間として意識できるように設えました。それぞれの部屋からは中庭を介して家族の気配を感じながら、外部からの視線は適度に距離を保つようにしています。
住宅地に計画するという点で、この土地に住んでいる人、これからこの場所に移り住む人、お互いが気持ちよくこれからの生活を歩んでいくことができる、「そこに住まわせてもらう」ということを考え、表した計画です。